牛乳石鹸で洗顔するときに注意しなければならないこと

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牛乳石鹸で洗顔するときに注意しなければならないこと

いつからボディソープや洗顔フォームなどが流行りだしたのか定かではありませんが、気づけばいつの頃からか固形石鹸ではなく洗顔フォーム、ボディソープなどが当たり前に身近にありました。
昨今ではドラッグストアやスーパーなどに行くと、様々なメーカーの様々な種類のカラフルな洗顔フォームやボディソープのボトルがきれいに陳列されていて、固形石鹸は置いてあっても陳列棚の下のほうにちょこっと置いてあるだけだったりしますよね。

ですがここ数年、急に世の女性たちが‘オーガニック’に目覚めはじめ、オーガニックコスメ、オーガニックコットン、生理ナプキンも使い捨てナプキンを辞めて布ナプキンデビューする人達が増えたりと、環境保護の観点などからも天然由来のもの、ノンケミカルの商品に注目が集まり始めました。
思春期の頃には固形石鹸で全身を洗うなんて信じられない!なんて思っていた私も、出産を機に全身固形石鹸で洗う派になりました。
  • 「固形石鹸で全身を洗ってわかったこと」については最後の方に少しだけお話しさせてください

固形石鹸の中でもどの成分のものがいい、どのブランドのどういった名前の石鹸がいい、などと私自身も色々調べ数種類試しましたが、最終的に行き着いたのは昔からある牛の絵が描かれた牛乳石鹸でした。
ここではその牛乳石鹸にスポットを当てて、いろいろお話してみたいと思います。

手を洗うだけじゃない!頭の先から足の先まで全身に使える牛乳石鹸!

私が通っていた幼稚園では、園児たちの手洗いには牛乳石鹸を使っていました。
パッケージについているベルマークを切り取る先生のお手伝いを何回もした記憶があるので確かです。

私たちが常日頃親しんでいる牛乳を作ってくれている牛さんのお乳が主成分の牛乳石鹸は、お肌にも環境にも優しく、そして何より安い。
何十年も前から日本国民に愛されているのが、カウブランドのこの牛乳石鹸。

私も大人になって自分で購入するようになるまで牛乳石鹸は青い箱のものだと思っていましたが、実は青い箱の牛乳石鹸のほかに赤い箱の牛乳石鹸も存在しています。
以前は地域によっては青箱しか取り扱いがないところもあったようですが、今では日本全国で赤箱も手に入れることができるのではないでしょうか。

牛乳石鹸青箱と赤箱lの違い

青箱と赤箱の違いは、洗い上がりがさっぱりか、しっとりかの違いです。
  • 青箱:さっぱりタイプ
  • 赤箱:しっとりタイプ(若干バラのような香り)
価格も青箱よりも赤箱のほうが若干割高ですが、手を洗うだけでなく洗顔や体を洗ったりするのにも使用したいなら通年使いができる赤箱の方がおススメかなと思います。
固形石鹸なのでボディソープや洗顔料とは違い、しっかり泡立てて使用する必要があるため慣れるまでは少し面倒かもしれませんが、一度牛乳石鹸で体や顔を洗うようになるともう洗顔料やボディソープには戻れませんよ。

なぜなら、ボディソープや洗顔フォームで洗うと泡切れは良くてもいつまでたってもヌルヌルが取れない気がするのです。

確かに体臭を消す、洗い流すといった意味合いでは香料の入ったボディソープの方が簡単にニオイを取り去る(ごまかす)ことができると思います。
私も汗をかいた日は、わきの下のニオイがどうしても牛乳石鹸だけでは取れていないような気がして、一度牛乳石鹸でしっかり洗ったあとに必ずボディソープを少量手に取り気になる部分に刷り込むようにして洗います。
ですがやっぱりボディソープの洗い上がりは、しっとりつるつるというよりもヌルヌル…。

石鹸に慣れてしまうと、石鹸の泡切れのよさと洗い上がりのすっきり感(洗浄力はかなりのもの)のほうが心地よく、ごく少量であってもボディソープで体を洗ったあとはなんだかいつまでもヌルヌルが取れずにすっきりしません。
洗顔にももちろん牛乳石鹸は使用でき、赤箱なら洗い上がりにつっぱることもなければニキビや吹き出物の原因になるというようなこともありません。

全身に使える牛乳石鹸を洗髪に(シャンプーとして)使ってみた

私はシャンプーが合わない体質なのか、昔から様々なシャンプーを試しています。

最初は髪の毛サラサラ、べたつきもなくて心地よい洗い上がりのシャンプーでも、数カ月から数年継続して同じシャンプーを使用しているとそのうちだんだん頭皮に合わなくなり、痒みが出るようになってしまいます。
そしてシャンプーを別のものに変えるとそれが改善され、また数カ月から数年単位でそのシャンプーを使用しますが、また徐々に痒みが出るようになってしまい、そしてまた次のシャンプーへ、そしてしばらくしてまた頭皮がかゆくなる。
20代前半の頃からずっとこの繰り返しです。

頭皮湿疹用のメディカルシャンプーを使用しても結局は同じように痒みが出てしまうので、もうここは思い切って髪の毛も牛乳石鹸で洗おうかしら?とい思ったのが昨年の秋口でした。
第一子を妊娠する少し前ぐらいから、洗顔も体を洗うのも牛乳石鹸に固定した私ですが、シャンプーだけは固形石鹸を使うことにやや抵抗があったためなかなか実行できずにいました。
だって考えただけで石鹸で髪の毛を洗うだなんてなんとなく‘ヤバそうな’ニオイがするではありませんか。
シャンプーで洗ったときのようななめらかな指通りは期待できないだろうな、誰もが思うでしょう。

ところが息子が生まれ、息子は赤ちゃん用の(お肌にかなり優しいとされる)ボディソープやシャンプーでも痒みが出て赤くなったり切れたりする子だったため、生まれてすぐ、産院を退院してほどなくしてまだ沐浴の頃から牛乳石鹸で全身を洗うようになりました。
赤ちゃんの沐浴用に使われる(産院でも使われていました)スキナベープという沐浴剤ですら合わない息子が、牛乳石鹸のほうが肌トラブルなく過ごせている。
これはもしかしたら私の洗髪にも牛乳石鹸を使った方がいいのではないだろうか?と思い、実行に移すまでかなりの日数を要しましたが、昨年秋口にようやく牛乳石鹸で髪の毛からつま先まで、全身を洗うという未知の世界に足を踏み入れることができました。

まずお湯でしっかり髪の毛についた汚れなどを落とし、しっかり牛乳石鹸を泡立てネットを使い泡立ててから頭皮をマッサージするように洗うのですが、最初のうちは今まで長年ケミカルシャンプーでびっしりコーティングされてしまった髪の毛についた界面活性剤やシャンプーの原料がすっきりと落ちるまで、石鹸で先発するとギシギシするだとか、ごわごわするだとかいう情報をネットから得ていましたが、本当にゴワゴワギシギシでした。
それでもきっと牛乳石鹸での先発を続けているとそのうちこのゴワゴワも落ち着いてくるだろうと信じ(天パやくせ毛の人が湿気の多い日に髪の毛が膨らむような、そんなゴワゴワ感でした)、とりあえず1週間続けました。

石鹸でシャンプーした後はクエン酸をお湯と割り、そのクエン酸リンスで髪の毛をすすぐと良いと聞き、ドラッグストアにクエン酸を買いに行きましたがクエン酸は意外にも結構お値段がしたので、クエン酸はあきらめお酢をお湯で割ったもので代用することに。
(クエン酸がない場合はにおいさえ我慢できれば食用のお酢リンスで代用できます)

ゴワゴワのギシギシをとりあえず1週間我慢して牛乳石鹸シャンプーを続けていたら、なんとシャンプーを変えても変えてもすぐ再発していた頭の痒みが落ち着いていることに気づきました。
そして牛乳石鹸で髪の毛を洗うようになってから、シャンプーで洗っていたころよりも頭皮が軽くすっきりした洗い心地であることにも気づきました。
「もう普通のシャンプーには戻れない!」
そう確信していた私でしたが、結局3か月で牛乳石鹸で髪の毛を洗うことはやめました。

というのも、牛乳石鹸シャンプーを使用するようになって1週間で頭皮の痒みはおさまり、なんとシャンプーを使用していたころはもともと抜け毛の多かった私は髪の毛が床に落ちて目立って目立って汚らしい感じだったのですが、牛乳石鹸でシャンプーするようになってからパタっと抜け毛が減ったのです。
床にもあまり落ちていない。
でも、気づけばなんとなく髪の毛が赤茶けたような気がしていたのです。

そしてまたしばらくすると、おやおや、なんだか生え際が目立つように…。
産後の抜け毛はもう治まったはずでしたが、またぶり返したの?と思いました。
そのぐらい、顔の周りの生え際の髪の毛がほわほわちりちりして、地肌が目立つようになっていたんです。

生まれてほどなくして全身を牛乳石鹸で洗ってきていた息子は、牛乳石鹸のおかげで肌トラブルは減りましたが、とにかく髪の毛が周りの子供たちに比べ茶色く、細いねこっ毛で薄毛。
私も主人も色白なので息子も色素が薄いだけなんだろうな、髪の毛が少ないのもきっともともと薄毛ちゃんなんだろう。
そう思っていたのですが、自分の髪の毛が牛乳石鹸で洗髪するようになってからなんだか赤茶けて見え出し、地肌も目立つようになってきてからやっとそこで気づきました。

もしかして息子の髪の毛が人一倍茶色いのも髪の毛が細くていつまでたっても薄毛なのも、牛乳石鹸でシャンプーしているからなのでは?と。
私も息子も今でも体と洗顔だけは引き続き牛乳石鹸の使用を継続していますが、それに気づいてからは洗髪だけはシャンプーに戻しました。

すると徐々に私の生え際も頭皮が目立ちにくくなってきていて、生まれてからなかなか髪の毛が増えずとても茶色かった息子の髪の毛もだんだん太く一本一本が丈夫になり、髪の色もまだまだ茶色いですが髪の毛が増えたおかげでだいぶ濃い色になりました。

洗い上がりは慣れるまでガシガシでしたが地肌の汚れがスッキリ落ちるような爽快感があり続けていた牛乳石鹸シャンプーも、続けていくと髪の毛が痩せて必然的に薄毛に見えてくる、実はたくさん髪の毛が抜けているのに髪の毛一本一本が細くなってしまったため床に落ちた抜け毛も目立ちにくくなり、実は大量に抜けているのに抜け毛に気づかない(ゆえに薄毛、抜け毛対策を始めるのが遅れる)、髪の毛が赤茶ける、というような落とし穴がありました。

その時に、牛乳石鹸ってしっかり汚れを落としてくれて(赤箱なら)ある程度保湿効果もあるのに、栄養を与えてくれることはしないんだなぁ。と実感しました。
つらつらと牛乳石鹸での洗髪のことについて書きましたが、これは洗顔についても同じことが言えると私は思っています。

牛乳石鹸で洗顔するときに気を付けたいこと

まずは、牛乳石鹸の主成分は牛乳ですので、乳製品アレルギーを持っていないことが第一条件ですよね。
いくら体の中に直接取り込むものでないといっても肌に直接乗せるものですから、アレルギーは万が一の時を想定して気を付けておきたいところです。

そして固形石鹸全般に言えることですが、液体や泡で出てくるような洗顔フォームと違って泡立ちにくいという特性があります。
適当にちょこちょこっと泡立てだだけでゴシゴシ肌を擦るように洗顔していてはその摩擦でお肌に刺激を与えてしまい、かえって肌トラブルを誘発させたり悪化させてしまう可能性があります。
洗顔ネットなとでモコモコに泡立ててから、泡のクッションでやさしく洗うように洗顔し、すすぎ残しのないように人肌程度のぬるま湯でしっかりと洗い流しましょう。

お湯が熱すぎると肌バリア機能を保つために必要な油分や水分まで洗い流してしまいお肌に負荷がかかりすぎ、逆に冷たすぎると毛穴が閉まってしまうためきれいに汚れを洗い流せません。
洗顔後はやわらかいタオルでお肌を抑えるように水分を拭き取り、あとはいつもの化粧水、乳液でお肌を整えて終わりです。

ただ、牛乳石鹸の洗浄力は皆さんが想像しているよりもパワフル!
洗顔後はしっかり保湿するなどしてケアすることが大切です。

また牛乳石鹸は先ほども触れたとおり、強力な洗浄力を持っているため、メイク落としのクレンジングなどでクレンジングしたあとにさらに牛乳石鹸で洗顔する、いわゆる‘ダブル洗顔’はおすすめしません。

お肌のことを考えるのであれば、メイクを落とす際も牛乳石鹸をおススメしますが、それではどうしても落とし切れないマスカラやアイシャドウなどのポイントメイクがありますよね。
石鹸成分だけでは落とし切れない部分だけ、アイメイク落としなど専用のクレンジングを使い、パウダー程度の軽いベースメイクで仕上げている時はその他の部分(頬、顎、鼻、おでこなど)のファンデーションは牛乳石鹸でのオフをおススメしますが、ここでも洗い残し、すすぎ残し、メイクが完全に落ちていない状態のままなどはかえってお肌に負担をかけることになるので、その日の汚れはその日のうちにしっかり落としておくことが鉄則です。


と、私のように、間違った使用方法さえしなければ、牛乳石鹸は安価で手に入れやすく、環境にも私たちの体にも優しいとても良い石鹸です。
ぜひ(シャンプー以外は)全身牛乳石鹸で洗うということを皆さんにおススメします。
洗い上がりさっぱりしますよ。